名古屋みなとロータリークラブ

卓話Speech

2024年5月17日(金)(第2704回)例会 No.34

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北川 喜己君
名古屋掖済会病院 院長
北川 喜己

1958年10月30日、愛知県名古屋市で生まれました。姉が一人、学校は内山小学校→東山小学校→城山中学校です。医学部時代は硬式テニスをやっていました。卒業後は外科に入局し、ひたすら腹部外科医の道を歩みました。

転機が訪れたのは2005年、愛知万博(愛・地球博)での出来事でした。愛知万博の長久手会場で入場者の男性が突然倒れ、心肺停止状態になったのですが、万博スタッフと会場内の医師の素早い対応によって一命を取り留めました。会場内には医師や救命士が待機するほか、警備員らスタッフも緊急時に備えて訓練を重ねていて、「過去の大規模イベントでは例がない」(博覧会協会)とされる手厚い救急医療体制が功を奏した形でした。開幕以降配備されたAEDを使っての救命事例(社会復帰)は初めてで、この会場内の医師が私だったのです。

それ以降私は救急の魅力にひかれ外科医の道から救急医へ大きく人生を転換しました。さらに2007年に日本DMAT隊員となり2011年に東日本大震災に出動して広域医療搬送などの任務を行ったことで災害医療にも足を突っ込むことになりました。その後はクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号のコロナ対応や今年初めの能登半島地震にも出動しています。

2023年に名古屋掖済会病院の病院長となり、名古屋みなとロータリークラブに入会させていただきました。今年東海テレビが当院のERを主にして約9か月密着取材したドキュメンタリー映画「その鼓動に耳をあてよ」が封切られ、生まれて初めて舞台挨拶を経験しました。4月のクラブ貸し切りの観賞会では支援金をいただきありがとうございました。

たまの余暇は海釣りなどを楽しみますが、やはりなんといっても一番の楽しみは宴席です。どうぞこれからもお付き合いのほど、宜しくお願い致します。

名古屋みなとロータリークラブ

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■例会場
名古屋マリオットアソシアホテル(17階)
金曜日 12:30~13:30