名古屋みなとロータリークラブ

卓話Speech

2023年3月10日(金)(第2658回)例会 No.28

「品格を高める」スーツ着こなしルールバックナンバー >

森内 真希さん
Brilliant Impression株式会社 代表取締役
森内 真希さん

男性のスーツの基本はスリーピースです。きちんとした場に行く場合は、スリーピースを着用すると良いでしょう。その場合、ベストの一番下のボタンは外します。スリーピースの上着のボタンは掛けなくても構いませんが、立ったら掛ける、座ったら外すことが大切です。人前で挨拶したり、乾杯の発声をする時はスーツのボタンを掛けましょう。

黒はフォーマルの色で、黒いスーツはビジネスでは着ないルールになっています。基本は濃紺とチャコールグレーです。信頼感を求める経営者には、まずはこの2色のスーツをお勧めします。スーツ姿を格好良く決めるには、上着の肩のサイズが合っているかどうかが大事で、ジャストサイズでスーツを着ることが品格を高める要素です。手を下ろした時、上着の袖からシャツの袖が約1cm出るのがベスト。スラックスの裾はシングルにするとフォーマルな印象になります。靴の上にクシャクシャとのる場合は丈が長過ぎます。基本的に、スーツにはタンダウンシャツを着ないのがルール。シンプルな白やブルーの、ワイドカラーのシャツを着用するとセンスの良さが光ります。白いシャツから白い下着が透けるのはベージュの下着を着用することで解決できます。

スーツに合わせる靴としては内羽根ストレートチップが一足あれば間違いありません。結婚式、お葬式、タキシードにも履くことができます。TPOに合わせた着こなしとしてはネクタイ選びが重要。おめでたい席にはストライプのネクタイは避ける、謝罪の時は濃紺無地のネクタイを。世界中どこのパーティでも行けるのは紺地に白ドットのネクタイ。ドットの小さいものを選ぶとよりエレガントです。スーツの着こなしルールを知ることで、相手の意図を読み解くことができます。服装は相手への敬意の表れであり、外見で問われているのは、経営者としてのあり方ではないでしょうか。

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