名古屋みなとロータリークラブ

卓話Speech

2019年11月8日(金)(第2564回)例会 No.14

好奇幸齢のすすめバックナンバー >

J.フロントリテイリング特別顧問
岡田 邦彦
 

 「ゆとろぎ」という言葉は「ゆとり」プラス「りくつ」。 文化人類学の片倉もとこ先生がアラビア語「ラーハ」(幸せ)を日本語にと考案された造語です。休息だけでなく祈る、学ぶ、詩を作る、夢見る、旅する、瞑想、団欒など多くの幸せが含まれています。 私はこの言葉が大好きで、ミニ講演会「ゆとろぎの夕べ」を開いて、理屈ぬきでユーモアのある人生術を勉強しています。ユーモアとは、不幸"にもかかわらず"笑うことです。 「家庭とは母やさしくて父つよくそれでいいのだ。うちはちがうが」という中学生の狂歌はユーモアの本質「自分を笑う」を示しています。
 片倉先生の別の造語「高貴紅齢」"気品と色気のある女性"も素敵な言葉です。私は男性向きに「好奇幸齢」という言葉を考えました。齢をとると好奇心が薄れ、昔の成功体験を基に「愚痴・自慢話・お説教」が多くなります。 問題に直面したら、まず好奇心をもって関連事実、重要度や緊急度、問題構造など調べてみましょう。
 サムエル・ウルマンの詩に「青春とは一生の一時期のことではなく、心の持ち方のことだ。 バラ色の頬、赤い唇、しなやかな手足ではなく、意志や想像力の質、感動の強さ、人生という深い泉の鮮度のことなのだ」とあります。私は 30 代で初めてロータリーに出会いました。 当時のスローガン「溝を埋めよう(Bridge the Gap)」と「超我の奉仕(Service above Self)」は今も私の中にあります。 特に世代間のギャップに橋を架けたいと毎年若手経営者の合宿勉強会に参画したり、長年「どまつり」の責任者として若者の人材育成に携わっております。
 現代は利己主義(Egoism)が横行していますが、日常生活にもっと利他主義(Altruism)の行動が必要です。これからも人間、時間、空間のそれぞれの「間」をつなぐ御縁を大事にしていきたいと思います。 人との付き合い、所属先の数が人間の寿命を決めるそうですから。

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